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行政ぎょうせいへの要望ようぼう


札幌(さっぽろ)市議会(しぎかい)文教委員(ぶんきょういいん)(かい)審査(しんさ)

平成(へいせい)20(ねん)1月(いちがつ)23(にち)札幌(さっぽろ)市議会(しぎかい)文教委員(ぶんきょういいん)(かい)審査(しんさ)要旨(ようし)


札幌(さっぽろ)市議会(しぎかい)文教委員(ぶんきょういいん)(かい)午後(ごご)1()から(ひら)かれ、「北海道(ほっかいどう)夜間中学(やかんちゅうがく)をつくる(かい)」および「札幌(さっぽろ)遠友塾(えんゆうじゅく)自主(じしゅ)夜間中学(やかんちゅうがく)」の「義務教育(ぎむきょういく)()ける機会(きかい)実質(じっしつ)(てき)()られていない(ひと)たちへの修学(しゅうがく)保障(ほしょう)(もと)める陳情(ちんじょう)」は、陳情(ちんじょう)(だい)14(ごう)として審査(しんさ)されました。

文教委員(ぶんきょういいん)(かい)は、(1)札幌(さっぽろ)遠友塾(えんゆうじゅく)(たい)する学校教室(がっこうきょうしつ)提供(ていきょう)財政支援(ざいせいしえん)(2)北海道(ほっかいどう)におけるセンター(こう)役割(やくわり)(にな)公立(こうりつ)中学校(ちゅうがっこう)夜間学級(やかんがっきゅう)設置(せっち)(もと)める陳情(ちんじょう)について、陳情(ちんじょう)(しゃ)陳述(ちんじゅつ)質問(しつもん)、その()審査(しんさ)(おこな)われました。

遠友塾(えんゆうじゅく)受講生(じゅこうせい) やOB、スタッフら、「つくる (かい)会員(かいいん)など、36(にん)傍聴(ぼうちょう)しました。最初(さいしょ)に、工藤代表(くどうだいひょう)委員(いいん)(かい)提出(ていしゅつ)した各種(かくしゅ)資料(しりょう)をもとに陳情(ちんじょう)内容(ないよう)説明(せつめい)しました。陳述(ちんじゅつ)時間(じかん)は3〜5(ふん)()われていましたが、10(ふん)()える熱弁(ねつべん)となり、委員(いいん)(かた)たちも真摯(しんし)()いてくれました。


陳述(ちんじゅつ)要点(ようてん)以下(いか)(とお)りです。

昨年(さくねん)5月(ごがつ)札幌市長(さっぽろしちょう)および札幌市(さっぽろし)教育委員会(きょういくいいんかい)提出(ていしゅつ)した「5項目(こうもく)要望(ようぼう)」と、札幌(さっぽろ)市議会(しぎかい)平成(へいせい)19(ねん)(だい)2(かい)定例(ていれい)(かい)での小倉(おぐら)市議(しぎ)市民(しみん)ネットワーク)、(だい)4(かい)定例(ていれい)(かい)での国安(くにやす)市議(しぎ)公明党(こうめいとう))の代表(だいひょう)質問(しつもん)とその理事(りじ)(しゃ)(がわ)答弁(とうべん)にもとづいて、工藤代表(くどうだいひょう)陳述(ちんじゅつ)(おこな)いました。

・18(ねん)()になる遠友塾(えんゆうじゅく)は1学年(がくねん)(つき)8校時(こうじ)授業(じゅぎょう)で、中学(ちゅうがく)1(ねん)のなかば程度(ていど)学習(がくしゅう)目指(めざ)し253(にん)卒業生(そつぎょうせい)(おく)()してきた。今年度(こんねんど)も85(にん)在籍(ざいせき)、73(にん)のスタッフで運営(うんえい)している。来年度(らいねんど)受講希望者(じゅこうきぼうしゃ)がすでに15(にん)おり、これからも受講者(じゅこうしゃ)()えていくのは(あき)らか。

(しゅう)1(かい)(2校時(こうじ))の授業(じゅぎょう)(たい)し、受講生(じゅこうせい)から社会(しゃかい)()など時間数(じかんすう)教科(きょうか)()やしてほしい、ゆっくり(まな)びたい、との要望(ようぼう)があがっている。一方(いっぽう)北九州市(きたきゅうしゅうし)城南(じょうなん)中学校(ちゅうがっこう)夜間学級(やかんがっきゅう)教室(きょうしつ)自主(じしゅ)夜間中学(やかんちゅうがく))は、毎日(まいにち)(つき)45校時(こうじ)、12教科(きょうか)授業(じゅぎょう)(おこな)っている。遠友塾(えんゆうじゅく)においても、そのように毎日(まいにち)授業(じゅぎょう)(おこな)うとすれば、現在(げんざい)半額(はんがく)減免(げんめん)()助成(じょせい)があっても、700万円(まんえん)諸経費(しょけいひ)必要(ひつよう)となる。

・パソコンやピアノなどを使(つか)った音楽(おんがく)料理(りょうり)理科(りか)実験(じっけん)などもやりたいが、学校教室(がっこうきょうしつ)使(つか)わなければ不可能(ふかのう)なことである。

中国(ちゅうごく)からの帰国者(きこくしゃ)などが()えており、日本語(にほんご)学級(がっきゅう)必要(ひつよう)になっているが、現状(げんじょう)では(のぞ)めない。

・2000(ねん)国勢調査(こくせいちょうさ)による未就者(みしゅうがくしゃ)は、北海道(ほっかいどう)で9,600(にん)札幌市(さっぽろし)で1,500(にん)である。中学(ちゅうがく)卒業(そつぎょう)していない(ひと)中国(ちゅうごく)帰国者(きこくしゃ)(くわ)えると、全道(ぜんどう)に10万人(まんにん)()義務教育(ぎむきょういく)()修学(しゅうがく)(しゃ)がいると予想(よそう)される。また、国勢調査(こくせいちょうさ)未就者(みしゅうがくしゃ)は、札幌(さっぽろ)以外(いがい)北海道(ほっかいどう)地域(ちいき)(おお)いことがわかる。

・ちなみに、北九州市(きたきゅうしゅうし)教委(きょうい)では民間(みんかん)との共同(きょうどう)事業(じぎょう)城南(じょうなん)中学校(ちゅうがっこう)夜間学級(やかんがっきゅう))で学校(がっこう)使(つか)(しゅう)5日(いつか)授業(じゅぎょう)(おこな)っている。在籍(ざいせき)25(にん)で、年間(ねんかん)150万円(まんえん)補助(ほじょ)()けている。その(うえ)で、公立(こうりつ)夜間中学(やかんちゅうがく)設置(せっち)要求(ようきゅう)している。


以上(いじょう)(てん)から、札幌(さっぽろ)遠友塾(えんゆうじゅく)において、受講生(じゅこうせい)要望(ようぼう)(こた)え、授業(じゅぎょう)時間(じかん)()やすことは、学校教室(がっこうきょうしつ)使用(しよう)札幌市(さっぽろし)財政支援(ざいせいしえん)がなければできない。さらに、札幌市(さっぽろし)公立(こうりつ)夜間中学(やかんちゅうがく)設置(せっち)検討(けんとう)委員(いいん)(かい)(もう)けるよう要望(ようぼう)しました。また、札幌市(さっぽろし)(おな)政令(せいれい)都市(とし)で、自主(じしゅ)夜間中学(やかんちゅうがく)共同(きょうどう)事業(じぎょう)(おこな)っている北九州市(きたきゅうしゅうし)や、来年度(らいねんど)公立(こうりつ)夜間中学(やかんちゅうがく)開設(かいせつ)させる千葉(ちば)()(あら)たな(こころ)みとして不登校(ふとうこう)生徒(せいと)義務教育(ぎむきょういく)()修了(しゅうりょう)(しゃ)一緒(いっしょ)授業(じゅぎょう)している京都(きょうと)市立(しりつ)郁文(いくぶん)中学校(ちゅうがっこう)昼間(ひるま)学校(がっこう)義務教育(ぎむきょういく)()修了(しゅうりょう)(しゃ)()()れて岡山(おかやま)()のシニアスクールなどを現地(げんち)調査(ちょうさ)するため予算(よさん)措置(そち)(こう)じてもらいたい、と(うった)えました。


このあと、工藤代表(くどうだいひょう)長谷川(はせがわ)委員(いいん)民主党(みんしゅとう)市民(しみん)連合(れんごう))からの受講生(じゅこうせい)年齢(ねんれい)構成(こうせい)修学(しゅうがく)できなかった原因(げんいん)理由(りゆう)遠友塾(えんゆうじゅく)収支(しゅうし)決算(けっさん)からスタッフの手当(てあて)教材(きょうざい)教具(きょうぐ)どの利用(りよう)状況(じょうきょう)などについて、質問(しつもん)(こた)陳述(ちんじゅつ)()えました。


つづいて、文教委員(ぶんきょういいん)理事(りじ)(しゃ)(がわ) との 質疑(しつぎ)(おこな)われました。

長谷川(はせがわ)委員(いいん)は「この問題(もんだい)要望(ようぼう)があったから対応(たいおう)するというものではない。教育(きょういく)機会均等(きかいきんとう)立場(たちば)から市教委(しきょうい)主体的(しゅたいてき)(かんが)えるべきもの。市教委(しきょうい)基本(きほん)スタンスを()きたい」。また、公立(こうりつ)夜間中学(やかんちゅうがく)設置(せっち)について、「陳述(ちんじゅつ)(しゃ)から、全国(ぜんこく)夜間中学(やかんちゅうがく)状況(じょうきょう)について説明(せつめい)があった。地域(ちいき)独自(どくじ)運営(うんえい)がなされているようだ。公立(こうりつ)必要(ひつよう)なのか、生涯(しょうがい)教育(きょういく)(なか)でやるのが(のぞ)ましいのか、1(ねん)かけてじっくり調査(ちょうさ)し、札幌市(さっぽろし)()った運営(うんえい)方式(ほうしき)()()みを検討(けんとう)すべきではないか。まず、(すみ)やかに現地(げんち)調査(ちょうさ)をしてもらいたい」。

札幌(さっぽろ)遠友塾(えんゆうじゅく)(たい)する学校(がっこう)施設(しせつ)提供(ていきょう)について、「教室(きょうしつ)がなく、教材(きょうざい)()()にも(こま)っているという。要望(ようぼう)地下鉄(ちかてつ)大通(おおどお)(えき)から4つの(えき)範囲(はんい)という地理(ちり)(てき)条件(じょうけん)にあえば、1教室(きょうしつ)でも2教室(きょうしつ)でも提供(ていきょう)できないか。真剣(しんけん)(まな)びの姿(すがた)(こた)えていくには、最低限(さいていげん)固定(こてい)した学習(がくしゅう)場所(ばしょ)必要(ひつよう)だ。そのことを柔軟(じゅうなん)幅広(はばひろ)(かんが)えてもらいたい」と(ただ)一方(いっぽう)で、市教委(しきょうい)遠友塾(えんゆうじゅく)見学(けんがく)(つよ)(もと)めました。

加藤(かとう)生涯(しょうがい)学習(がくしゅう)部長(ぶちょう)は、さまざまの(まな)びの要望(ようぼう)(こた)える遠友塾(えんゆうじゅく)活動(かつどう)(おも)()()めているとし、「こうした学習(がくしゅう)意欲(いよく)にどう(こた)えられるか、具体的(ぐたいてき)にどのようなことができるか積極的(せっきょくてき)検討(けんとう)していきたい」。

公立(こうりつ)夜間中学(やかんちゅうがく)()()調査(ちょうさ)について、西村(にしむら)学校(がっこう)教育(きょういく)部長(ぶちょう)は、「すでに調査(ちょうさ)(ひょう)配布(はいふ)しての調査(ちょうさ)(すす)めており、()()りも(おこな)(なか)で、実態(じったい)調査(ちょうさ)()まえ札幌市(さっぽろし)としてのあり(かた)検討(けんとう)していきたい」。

加藤(かとう)生涯(しょうがい)学習(がくしゅう)部長(ぶちょう)は「お年寄(としよ)りが(かよ)いやすい大通(おおどお)(えき)から4(えき)以内(いない)との要望(ようぼう)だ。その範囲(はんい)教室(きょうしつ)利用(りよう)現状(げんじょう)では(むずか)しく、まとまった(かず)無理(むり)だが、相談(そうだん)しながら要望(ようぼう)(こた)えられるようにしたい」と(こた)えました。

長谷川(はせがわ)委員(いいん)9月(くがつ)開校(かいこう)大通(おおどおり)高校(こうこう)が、不登校(ふとうこう)中途退学者(ちゅうとたいがくしゃ)事情(じじょう)のある(ひと)たちを()()れるコンセプトを()った学校(がっこう)であることから、「その延長線(えんちょうせん)で、(まな)びたい市民(しみん)機会(きかい)(あた)えるものにできないか」と(さい)質問(しつもん)

西村(にしむら)学校(がっこう)教育(きょういく)部長(ぶちょう)は「課題(かだい)の1つとして、具体化(ぐたいか)検討(けんとう)したい。(まな)びたいないし(まな)(なお)しを(もと)める(ひと)たちと具体化(ぐたいか)()けた(はな)()いをしていきたい。」と(こた)えました。


つづいて宗形(むなかた)委員(いいん)自民党(じみんとう))が質問(しつもん)

札幌(さっぽろ)遠友塾(えんゆうじゅく)活動(かつどう)奥岡(おくおか)教育長(きょういくちょう)感想(かんそう)(もと)めた。つぎに、社会(しゃかい)教育(きょういく)学校(がっこう)教育(きょういく)区別(くべつ)市教委(しきょうい)(ただ)した。

奥岡(おくおか)教育長(きょういくちょう)は、「それぞれの事情(じじょう)で、戦争(せんそう)一番(いちばん)であると説明(せつめい)されたが、過去(かこ)十分(じゅうぶん)(まな)ぶことができない(ひと)たちに、(まな)びの()提供(ていきょう)し、(ゆめ)希望(きぼう)をかなえている。19(ねん)もの本当(ほんとう)苦労(くろう)した団体(だんたい)活動(かつどう)は、貴重(きちょう)なものであり、(ふか)敬意(けいい)(ひょう)する。」と感想(かんそう)()べました。

西村(にしむら)学校(がっこう)教育(きょういく)部長(ぶちょう)は、学校(がっこう)教育(きょういく)とは包括(ほうかつ)(てき)に、組織(そしき)(てき)体系(たいけい)(てき)なカリキュラムをもち、計画(けいかく)(てき)実施(じっし)される教育(きょういく)である。公立(こうりつ)夜間中学(やかんちゅうがく)学校(がっこう)教育(きょういく)である。それ以外(いがい)は、社会(しゃかい)教育(きょういく)として知識(ちしき)教養(きょうよう)(もと)め、幅広(はばひろ)自由(じゆう)枠内(わくない)での自主(じしゅ)夜間中学(やかんちゅうがく)社会(しゃかい)教育(きょういく)範囲(はんい)(かんが)える、との見解(けんかい)()べました。

宗形(むなかた)委員(いいん)は、札幌市(さっぽろし)における未就者(みしゅうがくしゃ)実態(じったい)数字(すうじ)把握(はあく)すべきでは。センター(こう)役割(やくわり)をもつ公立(こうりつ)夜間(やかん)中学校(ちゅうがっこう)設置(せっち)について、道教委(どうきょうい)見解(けんかい)はいかがか。中国(ちゅうごく)帰国子女(きこくしじょ)日本語(にほんご)(まな)()は、遠友塾(えんゆうじゅく)以外(いがい)にないのか、など(さん)(てん)質問(しつもん)をしました。

西村(にしむら)学校(がっこう)教育(きょういく)部長(ぶちょう)最初(さいしょ)質問(しつもん)に、未就者(みしゅうがくしゃ)人数(にんずう)調査(ちょうさ)した資料(しりょう)存在(そんざい)していない。15(さい)以上(いじょう)実態(じったい)調査(ちょうさ)はプライバシーの問題(もんだい)もあり、膨大(ぼうだい)事務(じむ)作業(さぎょう)(りょう)必要(ひつよう)とする。

()番目(ばんめ)質問(しつもん)に、道教委(どうきょうい)設置(せっち)主体(しゅたい)市町村(しちょうそん)設置(せっち)(とど)()場合(ばあい)指導(しどう)助言(じょげん)教員(きょういん)配置(はいち)など財政(ざいせい)措置(そち)をするとの見解(けんかい)(しめ)している。(さん)番目(ばんめ)質問(しつもん)に、帰国子女(きこくしじょ)らが(まな)手立(てだ)てについては厚労省(こうろうしょう)所管(しょかん)であり、北海道(ほっかいどう)中国(ちゅうごく)帰国者(きこくしゃ)支援(しえん)交流(こうりゅう)センターが対応(たいおう)していることなどを()べました。

宗形(むなかた)委員(いいん)遠友塾(えんゆうじゅく)(たい)する財政支援(ざいせいしえん)として、昨年(さくねん)()れに成立(せいりつ)した「市民(しみん)まちづくり活動(かつどう)促進(そくしん)条例(じょうれい)」にある基金(ききん)などを援用(えんよう)できないかを(ただ)しました。

加藤(かとう)生涯(しょうがい)学習(がくしゅう)部長(ぶちょう)は、「条例(じょうれい)対象(たいしょう)(かんが)えるが、市民(しみん)まちづくり活動(かつどう)推進(すいしん)(しつ)緊密(きんみつ)連絡(れんらく)をとり、情報(じょうほう)提供(ていきょう)をできるようにしていく」との姿勢(しせい)(しめ)しました。

宗形(むなかた)委員(いいん)は、憲法(けんぽう)(だい)26(じょう)にもとづく教育(きょういく)()提供(ていきょう)として、大通(おおどおり)高校(こうこう)教室(きょうしつ)提供(ていきょう)要望(ようぼう)して質問(しつもん)()えました。


高橋(たかはし)委員(いいん)公明党(こうめいとう))の質問(しつもん)

生涯(しょうがい)学習(がくしゅう)から、遠友塾(えんゆうじゅく)支援(しえん)できないのか。遠友塾(えんゆうじゅく)活動(かつどう)への市教委(しきょうい)としての評価(ひょうか)(もと)めるとともに、「ボランティアにお(ねが)いしていいのか、本来(ほんらい)行政(ぎょうせい)がかかわるべきものではないか」とし、「大通(おおどおり)高校(こうこう)はキーワードだ。平成(へいせい)22年度(ねんど)(しん)校舎(こうしゃ)ができたあかつきには、活動(かつどう)()として提供(ていきょう)できないのか。定期的(ていきてき)使(つか)えるようお(ねが)いしたい」と(ただ)しました。

西村(にしむら)学校(がっこう)教育(きょういく)部長(ぶちょう)は、「札幌(さっぽろ)大通(おおどおり)高校(こうこう)不登校(ふとうこう)中途退学者(ちゅうとたいがくしゃ)帰国子女(きこくしじょ)など(ひら)かれた学校(がっこう)(づく)りがコンセプトであり、学校(がっこう)運営(うんえい)支障(ししょう)のないかぎり、市民(しみん)開放(かいほう)するエリアを(もう)けており、教室(きょうしつ)利用(りよう)検討(けんとう)して()きたい」と(こた)えました。

また、高橋(たかはし)委員(いいん)は、「公立(こうりつ)夜間(やかん)中学校(ちゅうがっこう)設置(せっち)()けた調査(ちょうさ)をしっかり(すす)めてほしい。陳述(ちんじゅつ)(しゃ)から検討(けんとう)委員(いいん)(かい)設置(せっち)をとの提言(ていげん)があったが、総務(そうむ)()(ふく)横断(おうだん)(てき)組織(そしき)をぜひ(かんが)えてもらいたい。自分(じぶん)責任(せきにん)がなく(まな)べなかった(ひと)の、中学(ちゅうがく)卒業(そつぎょう)証書(しょうしょ)への(おも)いも()んでほしい」と質問(しつもん)しました。

奥岡(おくおか)教育長(きょういくちょう)は、「教育委員会(きょういくいいんかい)としても、(まな)びの()提供(ていきょう)施設(しせつ)整備(せいび)(ふく)め、真摯(しんし)()()め、検討(けんとう)していきたい。検討(けんとう)委員(いいん)(かい)設置(せっち)については、教育委員会(きょういくいいんかい)(なか)一体(いったい)となって()()んで()く。まずは調査(ちょうさ)(すす)めて()き、できれば公立(こうりつ)中学校(ちゅうがっこう)についても(かんが)えていきながら、現地(げんち)調査(ちょうさ)(はや)めるにはどういう(かたち)がいいか検討(けんとう)したい。」と(こた)えました。


村上(むらかみ)委員(いいん)共産党(きょうさんとう))の質問(しつもん)

遠友塾(えんゆうじゅく)(たい)するこれまでの支援(しえん)経過(けいか)質問(しつもん)

加藤(かとう)生涯(しょうがい)学習(がくしゅう)部長(ぶちょう)は、平成(へいせい)3(ねん)(きゅう)市民(しみん)会館(かいかん)での4教室(きょうしつ)確保(かくほ)市民(しみん)会館(かいかん)老朽(ろうきゅう)()にともない、平成(へいせい)15(ねん)に、統合(とうごう)した豊水(ほうすい)小学校(しょうがっこう)中央(ちゅうおう)勤労(きんろう)(しゃ)会館(かいかん)提供(ていきょう)平成(へいせい)18(ねん)に、代替(だいたい)施設(しせつ)として教育(きょういく)文化(ぶんか)会館(かいかん)紹介(しょうかい)平成(へいせい)19(ねん)使用(しよう)(りょう)半額(はんがく)減免(げんめん)措置(そち)などをあげました。

村上(むらかみ)委員(いいん)(まな)びたい(ひと)たちは高齢(こうれい)(しゃ)(おお)いことから「可能(かのう)支援(しえん)(いそ)ぐことが必要(ひつよう)(おも)う。調査(ちょうさ)がなされず実態(じったい)把握(はあく)できないのであれば、(遠友塾(えんゆうじゅく)など)市民(しみん)にしっかり()らせていくべきだ」と指摘(してき)しました。

佐藤(さとう)委員(いいん)市民(しみん)ネットワーク北海道(ほっかいどう))もあらためて市教委(しきょうい)姿勢(しせい)をただし、()()現地(げんち)調査(ちょうさ)など前向(まえむ)きの()()みを(もと)めました。また、遠友塾(えんゆうじゅく)への財政支援(ざいせいしえん)ができないか質問(しつもん)しました。

加藤(かとう)生涯(しょうがい)生涯(しょうがい)学習(がくしゅう)部長(ぶちょう)は、直接的(ちょくせつてき)財政支援(ざいせいしえん)(むずか)しと答弁(とうべん)しました。

最後(さいご)宮本(みやもと)委員(いいん)自民(じみん)維新(いしん))が質問(しつもん)しました。その質問(しつもん)に、星園(せいえん)高校(こうこう)平成(へいせい)22(ねん)廃校(はいこう)になるが、教室(きょうしつ)利用(りよう)はできないかと要望(ようぼう)しましした。

(ちゅう): この文章(ぶんしょう)は、丸山(まるやま)さんが傍聴(ぼうちょう)記録(きろく)をとり、それを飯塚(いいづか)録音(ろくおん)テープとつき()わせ加筆(かひつ)訂正(ていせい)要旨(ようし)にまとめております。テープでの()()りづらい箇所(かしょ)がいくつかあり、(あやま)り、()けがあるかもしれないことをおことわりします。


なお、この文章(ぶんしょう)をもとに、2月(にがつ)7日(なのか)木曜日(もくようび))に市教委(しきょうい)生涯(しょうがい)学習(がくしゅう)()および学校(がっこう)教育(きょういく)()答弁(とうべん)内容(ないよう)確認(かくにん)(おこな)っております。 市教委(しきょうい)担当(たんとう)(しゃ)からはその内容(ないよう)大筋(おおすじ)(あやま)りがないとの確認(かくにん)()ております。




札幌(さっぽろ)市議会(しぎかい)文教委員(ぶんきょういいん)(かい)審査(しんさ)
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