
遠友塾をささえて下さる皆様へ
《正月通信》
こんばんは。寒暖の差が激しい今日この頃、皆様、いかがおすごしでしょうか。新聞などでご存知な方も多いかと思いますが、遠友塾は、学校教室を使用しての通常授業の実現へ大きな一歩を踏み出しました。謹んで、近況のご報告を申し上げます。
(1)次年度から札幌市立向陵中学校の教室を使用して授業を行うことが確定しました!
私たちは、札幌市教育委員会(市教委)に通常授業(週1回)の学校教室使用を「北海道に夜間中学をつくる会」(つくる会)とともにこれまでも再三、要請を行い、二校で夏休み特別授業の実施にまでこぎつけました。その後、受講生からの意見収集、全体会議における議論の結果、かねてから私たちの取り組みを理解していただいている向陵中学校に希望を絞り、さらに市教委と交渉を重ねました。
11月12日(水)、市教委の伊藤係長、中主査がはじめの会で受講生に直接説明する形で結論が報告され、次年度から札幌向陵中学校の教室を使用して授業を行うことになりました。これまでにまとまった内容では、現在とほぼ同じ4クラスの授業、はじめの会・歌などができる場所は確保されております。なお、三学期の1回目の授業は向陵中学校で行います。
多くの受講生は「念願がかなった。」と喜んでおりますが、通学路が変わったり、障がい者に対応した設備が少ないなど不安の声も頂いております。今後は、スタッフが通学方法の相談に乗ったり、学校側に設備の改善を求めるなど遠友塾・市教委・向陵中学校の三者による詰めの交渉をつくる会の支援を受けながら教室移転の準備を円滑に進める努力をします。
(2)相次ぐテレビ放映などにより、全国から注目されています。
夏休み特別授業をはじめ、道内外の多くのテレビ、新聞で遠友塾の様子が報道されました。このことにより、さらに多くの方々に注目を頂き、ご支援を賜ることができました。中には、群馬県やネパールから直接お見えになった方もおられました。NHK総合テレビの全国放映をきかっけに始まった、じっくりクラスの伊藤フサ子さんと全国各地の夜間中学生の交流も続いております。スタッフ希望の見学も途絶えることなく続き、80名近くまで増えました。
年度替わりを迎え、報道機関からの取材が続くと思いますが、受講生の意向や学習環境に配慮しつつ受け入れをすすめます。
今後とも、遠友塾へのご支援のほどよろしくお願いいたします。
2009年元旦
札幌遠友塾自主夜間中学スタッフ一同