
遠友塾代表挨拶
2009年5月19日
新年度をむかえて
札幌遠友塾 自主夜間中学
代表 工藤 慶一
いつも当塾のホームページをご覧いただき、まことにありがとうございます。
みなさまのおかげをもちまして、晴れて札幌市立向陵中学校で、4月22日に入学式を終え、また5月13日に1学期の授業を始めることができました。今年度の新入生の中には、樺太生まれで戦後に帰国し、小学校2~3年までしか通えなかった方が複数おられます。改めて「夜間中学が必要である」ことを痛感いたしました。また学校の教室で授業を行える幸せをかみしめているところです。
さて、道内の夜間中学の動きを紹介します。函館遠友塾は、4月15日に入学式が行われました。釧路の「くるかい」は5月9日に開校記念講演会がおこなわれ、12日から授業が始まりました。両者ともあふれるほどの受講生で、熱気にあふれた開校となりました。昨年開校した旭川遠友塾を含め、これで北海道に四つの自主夜間中学が活動することになります。北海道全体にとって、義務教育を実質的に終えられなかった人たちの学びの場がふえたことは本当に嬉しいことです。
それだけに、施設利用など夜間中学に向けた行政からの支援や、公立夜間中学校の設置が求められます。そのためには、今後も長くけわしい道のりになると思いますが、笑顔いっぱいの受講生と共に学び合う中で、関係各方面
からのご
支援をお願いして行きます。今後ともかわらぬ皆様のご協力を切に願い申し上げます。